新築のマンションが完成して、御主人・奥さん・お嬢さんの３人で御入居されました。
ある日、奥さんが怒って、ここのマンションの排水は良くないと言われ、トイレの水が溢れてしまったと電話があり、急いで水道屋さんに連絡して現場へ行きました。奥さんはとてもオカンムリ状態で、「このマンションはどうなってんのっ」。
どうもすいません、至急なおしますので・・・と言うと「トイレはビショビショなのよっ」って言われ、参りました。

水道屋さんは、ワイヤー（バネ状）の先にスプリングの付いたものを便器から入れて、途中のパイプにザルみたいな物を置いて作業をし、私は感心しながら見ていました、手伝おうにも水道屋さんの手慣れた手つきを見ているとジャマになると勝手に考え・・・見学させて頂きました。

１０分位して、便器の水が引き水道屋さんが「これが原因だよ－」って、小枝みたいな物をザルに入れて持ってきました。
とてもとても堅い、大便でした。もうビックリしました、人間がそんなに堅いのをすると、痛いんじゃないのかな～？ちょっと突っついたぐらいでは、びくともしない頑丈な物で、水道屋さんも「見たこと無いな～」って言ってました。

水道屋さんが「女の人は便秘の人が多いからね」って余計な事を言っちゃって、一瞬ヤバイな～と思いましたが、奥さんは真っ赤な顔をして「お忙しい中、どうも申し訳ございません」。
一時はどうなるのか心配でしたが、これにて一件落着となりました。
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最終更新日: 2004/10/05 火曜日